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新しい新年を迎え いかがお過ごしでしょうか?


昨年、コロナ禍にも関わらず、皆さまとお会いできたことは、
私にとって、光栄でたいへん喜ばしい一期一会となりました。


私事ですが、新年ということで数名の生徒さんと一緒に初釜茶会を開催しました。

 

エグゼクティブを魅了する、茶事とは?

「茶事」とは、食事やお茶のお点前(おてまえ・茶をたてること)を含めたフルコースの正式な茶会です。

時間も4時間以上かけて、ゆっくりと行われます!

簡単に説明すると以下のような流れです。

1.席入り(せきいり)

2.懐石(かいせき・食事のこと)

3. 濃茶(こいちゃ)

4.薄茶(うすちゃ)

この茶事は、茶道を何年も修練したものだけが入れる世界です。

つまり、お抹茶を飲むだけの茶会のワンランク上の究極のおもてなしなのです。

 

「とは言え、なんかよくわからないし、敷居高そうだし…。」

と思われている人がほとんどだと思います。

そうですよね。今の時代、普通に生きていて茶事と出会える機会なんてほとんどありません。

なので、なんとなく、厳しくて敷居が高いイメージがあるのだと思います。

しかし、私は、そんな状況を打破して、どんな人でも、茶事をできような世界したいと常々考えております。

なぜなら、この茶事こそ、日本文化の頂点のおもてなしだからです。

この異空間で行われる究極の日本の美を、日本人なら一度は誰でも経験してもらいたいと思っています。

なので、私は、敷居が高そうな茶事を、初心者でもワクワクしながら楽しめるようにしようと、今回様々なことに挑戦しました。

 

茶道初心者の方でも楽しめる茶事を心がけています

茶事には、亭主が用意してくれたテーマがあります。

そのテーマを参加者みんなで考える取り組みや、和気藹々と過ごせる工夫を凝らしました。

所作は間違えても大丈夫です。丁寧に教えながら、進んでいきます。

腰掛待合
躙口
席入り(初入り)
懐石
濃茶
薄茶

「まるで質の良い小旅行をしている気分になりました」

参加者の方の一人から頂いたお言葉です。

茶事はまさに、小旅行と言ってもいいかもしれません。

俗世から離れた空間で、亭主や客だけでなく、物や空間との一期一会のドラマが繰り広げられ、見たことのない景色が見られます。

この記事を読んだあなたも、ぜひ茶事に参加してみてはいかがでしょうか?

次回は以下の日程で行う予定です。

日時2023年2月19日(日)13時より席入り (12時までにお越しください)
会場「写楽館」
住所千葉県木更津市中央1-16-22

もし興味があれば、以下のリンクからお申し込みください
https://hatsugama-chakai.hp.peraichi.com